アメリカ人ハリウッド俳優でありながら、日本語を巧みに操るアンセル・エルゴートさん。
非常に特殊な能力を持っているアンセルさんですが、なぜ日本語がこんなにもペラペラなのでしょうか?
この記事では、アンセル・エルゴートさんが日本語ペラペラになった理由3選を紹介していきます。
理由①仕事がきっかけで話さないといけなかったから
アンセル・エルゴートさんが日本語を話すようになったきっかけは、ドラマ出演がきっかけでした。
そのドラマとは、2022年放送のWOWOWとHBO Maxの共同制作ドラマ『TOKYO VICE』。
- アンセル・エルゴート
- 渡辺謙
- レイチェル・ケラー
- 笠松将
- 伊藤英明
- 菊地凛子
日本からも渡辺謙さんを始めとするレベルの高い俳優が出演していましたが、アンセルさんが主役のジェイクを演じました。
役どころとしては、日本の大学を卒業して日本の新聞社に入社した「外国人新聞記者」。
役柄的に絶対に日本語を話せないといけないため、猛勉強で習得したのが始まりです。
理由②ひたすら猛勉強したから
とはいえ、これまで日本関連の英語に出演した外国人俳優は、「役柄上のセリフは言えるが日常会話は通訳を通して英語で」というのがほとんど。
でも、アンセル・エルゴートさんは「セリフの意味を理解した上で演じたい」というこだわりを持っていたそう。
すごい役者精神です!
ほぼ日本語漬けの日々で鍛えた
上記の通り、アンセルさんは『TOKYO VICE』の撮影で来日。
そこからは日本語漬けの日々だったそう。
- Zoomで勉強
- 使ったセリフを実際に日常生活でも使ってみる
- 日本の地方に旅行に行き、現地の人と交流する
- アパート住みで、近くの居酒屋で近所の人と交流
既にハリウッドでも実績がある俳優ともなれば、日本滞在中は高級ホテルやレジデンスに住むことで、いくらでも英語だけで過ごせる環境を選べたはず。
それでも普通のアパートに住んで、近所の人と交流したりして、実際に日本人が使う「生きた日本語」を学ぶことを選択したアンセルさん。
ものすごい意欲とさすがのコミュ力ですね!
理由③日本が大好きだから
日本語は世界でも有数の習得が困難な言語と言われていて、いくら意欲があっても途中であきらめてしまうこともあり得そうです。
ですが、アンセルさんは無類の日本好き。
嫌々勉強しているわけでは決してなく、むしろ学びたいという気持ちが強いからずっと勉強を続けることができているんだと思います。
だから日本語力がぐんぐん成長しているんですね!
日本が好きでないとわざわざアパートを借りて現地の人と交流はしないでしょうし、毎日勉強を欠かさず行うようなこともしないでしょう。
自身の書道と写真展が開催されたりと、日本文化への造詣も深いアンセルさん。
これだけ日本語が話せる外国人俳優はかなりレアなので、引き続き別作品でも日本での活躍が見られるかもしれませんね!