【福岡県春日市】新任教諭が教室で自殺したのはどこの小学校?

【福岡県春日市】新任教諭が教室で自殺したのはどこの小学校?

2019年、福岡県春日市の市立小学校で採用1年目の男性教諭(当時24)が、長時間労働や指導教諭によるパワーハラスメントが原因で自殺。

2024年6月18日、亡くなった教諭の両親が市と県に計約9039万円の損害賠償を求める訴訟を福岡地裁に起こしたことで、大きく話題になっています。

この記事では、福岡県春日市の新任教諭が教室で自殺したのはどこの小学校だったのかについて調査しまとめていきます。

目次

事案の概要

事案の概要は以下の通りです。

  • 訴えなどによると、教諭は大学卒業直後の19年4月、春日市内の小学校に赴任し、3年生の学級担任を任された。
  • その年の9月12日夜、遺書を残して自殺を図り、翌13日に亡くなった。
  • 遺族は20年6月、地方公務員災害補償基金福岡県支部に公務災害を申請。
  • 長時間勤務と厳しい叱責(しっせき)を繰り返し受けたことで精神疾患を発症し自殺したとして、21年11月に公務災害に認定された。
  • 認定によると、教諭は赴任後間もない19年5月の連休明けから2カ月連続で時間外勤務が120時間を上回り、亡くなる前の1カ月も80時間超だった。
  • そのうえ、5月には運動会のエイサーの振り付けを覚えていないとして、指導教諭らから厳しい指導を繰り返し受けた。
  • また、授業の研修をめぐって、必要以上に長時間にわたり他の職員の面前で、叱責を受けるなどしていた。
  • 訴状で両親側は、校長や市が教諭の労働時間を適切に把握し、健康を損なわないようにする義務を怠った、と主張。
  • パワハラ行為も漫然と放置したため、教諭が精神疾患を発症し自殺に追い込まれた、と訴えている。
Yahooニュースより引用

【福岡県春日市】新任教諭が教室で自殺したのはどこの小学校?

新任教諭が教室で自殺したのはどこの小学校なのかについては、「福岡県春日市の市立小学校」と報道されています。

春日市ホームページによると、市立小学校は下記の12校

  • 春日市立春日小学校
  • 春日市立春日北小学校
  • 春日市立春日東小学校
  • 春日市立春日原小学校
  • 春日市立春日西小学校
  • 春日市立須玖小学校
  • 春日市立春日南小学校
  • 春日市立大谷小学校
  • 春日市立天神山小学校
  • 春日市立春日野小学校
  • 春日市立日の出小学校
  • 春日市立白水小学校

また、亡くなった教諭は2019年4月の新任教諭でした。

教職員人事異動サイトによると、上記の小学校の中で2019年度に男性の新任教諭が赴任したのは下記の10校。

  • 春日市立春日小学校
  • 春日市立春日北小学校
  • 春日市立春日東小学校
  • 春日市立春日原小学校
  • 春日市立春日西小学校
  • 春日市立須玖小学校
  • 春日市立春日南小学校
  • 春日市立大谷小学校
  • 春日市立天神山小学校
  • 春日市立春日野小学校

この中の10校であると推測されますが、どこかは現時点では不明です。

福岡県春日市で新任教諭が教室で自殺した件に対する世間の反応は?

福岡県春日市で新任教諭が教室で自殺した件に対する世間の反応は以下の通りです。

  • 数年前に大学で教師を目指していましたが、このニュースを知り教員になることを辞めました。 人手不足に加担している罪悪感もありますが、自身の心身を守るためには正しい判断だったと思います。そして今後も教師になるつもりはありません。 教師だって1人の人間ですし、一人一人が守られる環境であってほしいと願っています。
  • 長時間労働と、ハラスメント事案が重なると働くひとは追い込まれる可能性が高まります。 亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに、こんな事件はもう二度と起きてほしくないです。なぜ、パワハラを受けた側が、被害を受けた上に世を去らなければならないのか。本来罰せられるのは、パワハラをした側のはずです。新しく入った方を育てる余裕もないのでしょうが、それとパワハラは別の話です。 私も両方抱えてさまよっている人間ですが、いずれ会社を去ることになると考えています。ここで定年を迎えることはないでしょう。
  • 元小中教員です。 心身を壊しかけたので退職しました。 学校には労務管理や人材育成の概念がありません。 一般企業であれば入職後は研修、先輩職員と一緒にOJTを経て、ひとり立ちさせます。ですが学校は未経験の新規採用者・講師であっても担任・部活・校務分掌などベテランと同じ内容・量の仕事を持たせることはザラです。 入職直後は何が分からないのかも分からない状態なので上手くいくわけがないのに、長時間労働と管理職・保護者などからの叱責で心身が削られます。 泳げない人間を海に投げ込んでいきなり泳がせるようなものですが、管理職はそれでも耐えて生き残ったある意味で精鋭・超人なので、出来ない人の気持ちは分からず寄り添うこともありません。 もちろんすべてではなく思いやりのある管理職もいますが、それでも過重労働が変わるわけではないので潰れていく方は少なくありません。
  • 全国の多くの公立小中学校は間違いなく「ブラック企業」と呼ばれているようなところと同じ働き方・指導の仕方になっているのでしょう。それはひとえに労働量の多さ、求められている労働に対する人員数の不足であることは解り切っていますが。 一般のブラック企業と違うところは、その弊害を直接こうむるのが子供たちだということです。その辺のブラック企業がつぶれようがどうしようが私たちにはほぼ関係ないですが、学校が成り立たなくなる・まじめな教員が病んで辞めていく・または自殺までしてしまうようなことが頻繁に起こるようでは、本当に国の未来はありません。国民はもっと国(特に文科省や、金を出さない財務省)に文句を言うべきです。
Yahooニュースより引用
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