【セクハラ裁判】晴野まゆみの出版社の名前は?編集長は現在何してる?

【セクハラ裁判】晴野まゆみの出版社はどこ?編集長は現在何してる?

1992年4月16日、日本初のセクハラ裁判で勝利した晴野まゆみさん。

その後の日本社会を変えたとも言われるこの裁判において、被告となったのはどこの出版社なのか気になる人も多くいるようです。

この記事では、晴野まゆみさんが提起したセクハラ裁判の被告となった出版社はどこなのか、また性的な嫌がらせを行った編集長は現在何をしているのかについて調査しまとめていきます。

晴野まゆみさんは現在結婚してる?旦那さんはどんな人?

目次

事件の概要

事件の概要は以下の通りです。

  • 原告は、昭和60年12月から被告会社にアルバイトとして入社したが、正社員となり、被告会社の発行する雑誌の取材、執筆、編集等の仕事を任されるようになった。
  • 他方、被告は編集長であったが、原告入社後1年ほど経たころには、編集業務における原告の役割が増大し、業務の重要部分にかかわれないなどから、疎外感を持つようになり、会社の関係者や取引先に原告の性的言動に関する噂を流したり、昭和63年3月には退職を求めたりした。
  • 原告は、被告会社の専務に対し、被告に謝罪させるように訴えたが、専務は、あくまで両者の話合いによる解決を指示するにとどまっていた。最終的には、原告に対し、被告との話合いがつかなければ退職してもらうしかないと話し、原告は退職を申し出、退職に至り、被告編集長は、3日間の自宅待機と賞与減額の処分がなされた。
  • これに対し、原告は、女性だからという理由で差別的取扱いを受け、憲法で保障された「性による差別を受けない権利」を侵害されたとして、被告編集長の行為はいわゆるセクシュアル・ハラスメントであり、民法709条に基づく不法行為責任を負い、被告会社は、被告編集長の行為が被告会社の「業務の執行に付き」行われたもので、被告会社は、共同不法行為責任を負う(民法715条)として慰謝料300万円、弁護士費用67万円の支払いを求めた。
一般財団法人女性労働協会より引用

晴野まゆみさんによる裁判の手記はこちら

【セクハラ裁判】晴野まゆみの出版社はどこ?

晴野まゆみさんにセクハラ裁判で提訴された出版社は「Q企画」と言われています。

ちなみに、一連のセクシャルハラスメントによる嫌がらせに関しては「福岡Q企画出版社事件」や「Q企画事件」、「福岡セクシュアルハラスメント事件」などと呼ばれています。

「Q企画」に関しては、下記のような情報があります。

  • 福岡にある小さな出版社
  • 福岡のエンタメやグルメ情報を掲載する大学生向けの雑誌を作っていた

3人程度の規模の小さな会社だったと言われていて、様々なメディアで語られている内容によると、編集長の他に専務や社長、アルバイトの男性が会社の関係者として確認されました。

現在も当該会社が存続しているかどうかは不明です。

【セクハラ裁判】晴野まゆみに性的嫌がらせを行った編集長は現在何してる?

晴野まゆみさんに性的嫌がらせを行った編集長の現在については、報道されておらず不明です。

当該編集長は裁判時に会社と共に「被告」となっています。

当該編集長についての情報は以下の通りです。

  • 訴訟提起時点で年齢が30代後半(35~39歳)。
  • 晴野さんが当該編集長に謝罪を求めた際、会社から下されたのは「3日間の自宅待機と賞与減額の処分」だった。一方で、晴野さんは退職を余儀なくされた。

裁判当時の年齢から逆算すると、当該編集長は現在70~74歳

現在の消息は不明です。

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