2024年5月16日に81歳で亡くなられた俳優・中尾彬さん。
生前は首にストールを「ねじねじ」して巻く独特のファッションスタイルでしたが、なぜ「ねじねじ」していたのでしょうか?
この記事では、中尾彬が「ねじねじ」を着用する理由、またきっかけは何だったのかについて紹介していきます。
中尾彬の「ねじねじ」とは?画像で紹介
中尾彬さんの「ねじねじ」とは首にストール(スカーフ)を文字通り「ねじねじ」して巻いているファッションスタイルのことを指します。
下の方が三つ編みのようになっているのが「ねじねじ」です。
中尾彬が「ねじねじ」を着用するきっかけはインドネシア!
中尾彬が「ねじねじ」を着用するきっかけはインドネシアで購入したバティックです。
バティックはインドネシアの伝統工芸品
中尾彬さんの初代「ねじねじ」は、1990年代に撮影でインドネシアに行った時に買った染め物。
インドネシアの染め物の名前は「バティック」。
バティックとは布全体にワックス防染を施す技法を使って作られた布のことで、日本では「更紗(さらさ)」と呼ばれることもあるそう。
皇后さまもインドネシアを訪問した際に大統領夫人の案内で体験したことがあるレベルで格式のある伝統工芸になります。
帰国便が遅延した時にねじねじが誕生!
中尾彬さんが撮影で訪れたインドネシアからいざ帰ろうとする時、飛行機が飛ばないハプニングがあったそう。
その時にイライラして購入したバティックをいじっていると、自然と現在の「ねじねじ」が完成。
その時に一緒にいた神田正輝さんから「カッコイイですね」と褒められたことが「ねじねじ」をファッションに取り入れたきっかけとなったそうです。
中尾彬が「ねじねじ」を着用する理由はなぜ?いつから着用?
中尾彬さんが「ねじねじ」を着用し出したのは2000年代前半からと言われています。
中尾彬が「ねじねじ」を着用する理由はネクタイ嫌い
中尾彬さんが「ねじねじ」を着用する理由は、自身のネクタイ嫌いから来ていると言われています。
「ねじねじ」は見ようによってはネクタイのように見えるので、フォーマルな装いの場面でネクタイの代用としていたのかもしれませんね。
実際に、中尾彬さんは一年中、冠婚葬祭の場面でも「ねじねじ」を着用していました。
夏は暑いので、「ねじねじ」がプリントされたTシャツを着ていたというエピソードもあります!
テレビの前でも長らく「ねじねじ」を着用していらっしゃった中尾さんだから許されたファッションだったのかもしれませんね。