2022年7月8日に起きた安倍晋三元首相銃撃事件。
この事件は起きた当初から陰謀論が唱えられており、陰謀に関する本も出版されるほど。
この記事では、安倍晋三元首相銃撃事件における陰謀説について、調査しまとめていきます。
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目次
陰謀論が出たきっかけ
陰謀論が出たきっかけについては以下の通り。
まずは搬送先の奈良県立医科大学附属病院の救命医によって会見で語られた内容と、奈良県警による司法解剖の結果に相違がある点がおかしいと言われているようです。
Yahooニュースより引用
- 安倍元首相の搬送先で治療にあたった奈良県立医科大学附属病院の福島英賢教授は、事件当日の夕方に行われた会見で「首2ヵ所(正面と少し右)に銃創」「心臓には弾丸による大きな穴」「死因は心臓及び大血管の損傷による心肺停止」などと説明。
- 一方、事件翌日に公表された奈良県警の司法解剖の結果は「首の右側1ヵ所と左上腕部1ヵ所に銃創」「心臓には銃撃による穴はない」「死因は左上腕部射創による左右鎖骨下動脈損傷に基づく失血死」とのことだった。
心臓に空いた穴の有無、首の銃創の数など、極めて重要な部分に相違がみられ、別の何者かが撃たないと角度的におかしいというもののようです。
Yahooニュースより引用
- 「治療にあたった救命医の説明によれば、『右側頸部から心臓方向に弾丸が向かい、心臓の壁に大きな穴を開けて大量出血につながった』とのことですが、高さ数十センチの壇上に立つ安倍元首相の背後から低位置から撃たれたのであれば、角度的におかしい。上から下に撃たなければ、右側頸部から心臓の弾道にはならないからです。
- 常識的に誰でも疑問に思う点からも、私は『別の何者かが上から安倍元首相を狙撃したのではないか』という仮説を立てました」
その他、様々な偶然や不審な点が重なっていることが指摘されており、これらも陰謀説が唱えられる理由となっているようです。
Yahooニュースより引用
- 立憲民主党の関係者によると、同年(2022年)4月に泉健太代表が今回の事件が起きた同じ場所で演説したいと申し出たところ、奈良県警から「後方の警備が難しい」と指摘され、断念していたことも判明している。
- 事件当初から「安倍元首相に当たった銃弾2発のうち致命傷を与えた1発が紛失した」「奈良県警は事件の5日後に現場検証を行なった」などといった、”偶然”や“警察の体たらく”という言葉では到底片付けられないような不審な点が指摘されていた。
YouTubeで唱えられていた真犯人説
他にもYouTubeでは真犯人説が唱えられていたとのこと。
これは「暗殺の首謀者判明」というタイトルで、10万回以上再生されていたと言われています。
内容は「現場近くの建物の上に別のスナイパーがいた」と主張するもので、当時は賛同するコメントが無数についていたとのこと。
読売新聞より引用
- 山上被告はおとりで、真の狙撃犯は外国の諜報組織の手下だ。その真実を警察が隠している――と主張するのが特徴で、賛同のコメントが無数に付いている。
孫崎享氏の大胆な仮説とは?
元外務省国際情報局長・孫崎享氏は、山上被告ではない別のスナイパーが狙撃した可能性について示唆。
それが韓国系のスナイパーである可能性を指摘していて、事件があった地域に韓国系の住民が多い事、韓国にはスナイパーの人材が豊富な事、などが理由として挙げられています。
IWJより引用
- 孫崎氏は、いまだ北朝鮮と戦争状態にあり、徴兵制を敷く韓国にはスナイパーの人材が豊富であることや、事件のあった地域に韓国系住民が比較的多いこと等から「目立たない」と分析する。
捜査は打ち切られている
上記のような陰謀論や仮説が多くある中、2023年3月に「安倍晋三銃撃事件」に関する捜査は終結。
現在、山上被告は大阪拘置所に勾留されており、初公判の日程の目途はたっていません。(2024年8月現在)
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