2022年7月8日、安倍晋三元首相が奈良市で街頭演説中に銃撃されて死亡した事件で逮捕された山上徹也被告。
殺人罪など5つの罪で起訴されていますが、現在被告がどうなっているのかについて気になる人も多くいるようです。
この記事では、山上徹也被告の初公判はいつなのか、また現在はどこの拘置所で勾留期間はどれくらいなのかについて調査しまとめていきます。
山上徹也被告の母親の現在は?
事件の概要
山上徹也被告が起こした安倍晋三元首相銃撃事件の概要は以下の通りです。
関西テレビニュースより引用
- 7月8日午前11時半頃―
- 奈良市の近鉄・大和西大寺駅付近で安倍晋三元首相が男に銃で撃たれた。参議院選挙・奈良選挙区候補の応援演説をしていた時の出来事である。
- 安倍元首相は心肺停止の状態でドクターヘリで奈良県立医科大付属病院に運ばれた。集中治療室で治療を受けていたが、約5時間半後の8日午後5時3分に死亡が確認された。67歳だった。
山上徹也被告は現在どこの拘置所にいる?勾留期間は?
山上徹也被告は現在どこの拘置所にいるのか、また勾留期間については以下の通りです。
勾留期間は?
山上徹也被告の勾留期間について、鑑定留置期間と取り調べ後の勾留期間を合わせると、2024年8月時点で約2年ほどとなります。
鑑定留置として2022年7月25日~2023年1月10日、約5か月半ほど大阪拘置所に入所していました。
その後、奈良西署で取り調べが行われた後、2023年2月28日に大阪拘置所への勾留が決定しています。
現在どこの拘置所?
山上徹也被告は現在大阪拘置所に収容されているようです。
本来であれば奈良の拘置所である「奈良拘置支所」に収容されるはずでしたが、セキュリティ上の理由により、異例の対応で他府県の拘置所収容となったとされています。
本来ならば奈良地裁所在地にある奈良拘置支所に収容すべきところだったが、京都拘置所の支所として2022年7月に新設竣工した奈良拘置支所は職員数30名弱であり、デモ等の有事の対応がおぼつかない。
集英社オンラインより引用
拘置所では英検1級などの勉強、自身の起こした事件について新聞や週刊誌を読んだりしていたとのことです。
「親族に話を聞いたところ、山上容疑者は親族と面会や手紙のやりとりをしたり、英検1級など資格取得の参考書を読んだりして過ごしていたということです。また、弁護士によると、自分で新聞や週刊誌を購入して自分の事件の記事を読んでいたということです。山上容疑者のもとには、全国から衣服や菓子などの食料が大量に届いていて、その一部は山上容疑者の意向で児童養護施設などに寄付されているということです。このほか、現金の差し入れも多く、既に100万円以上が集まっているということです」
関西テレビより引用
山上徹也被告の初公判はいつ?
山上徹也被告の初公判がいつなのかについては、様々なメディアが「2025年以降」と報じています。
殺人や銃刀法違反などの罪で起訴された山上徹也被告(43)の公判は裁判員裁判で審理される予定だが、事前に証拠や争点などを絞り込む公判前整理手続きが奈良地裁で続いており、初公判のめどは立っていない。弁護団からは年内の開始は難しいとの見方が出ている。
時事ドットコムより引用
山上被告が犯行に至った境遇や凶器となった手製銃の法律上の位置づけなどを巡り、水面下で検察側と弁護側の駆け引きが続いているとみられ、初公判が来年以降にずれ込む可能性も高くなってきた。
産経新聞より引用
安倍晋三元首相が奈良市で参院選の応援演説中に銃撃され死亡した事件で、殺人罪などで起訴された山上徹也被告(43)の弁護団が21日、報道各社の取材に応じ、裁判員裁判の初公判は来年以降になる可能性が高いとの見方を示した。
毎日新聞より引用
動機を巡る情状や凶器となった手製銃の位置づけなど、争点整理に時間がかかっているとみられ、来年以降との見方も出ている。
日経新聞より引用
最高裁によると、近年の手続きの平均期間は11カ月余り。検察の証拠開示や弁護側の主張の検討などに時間がかかり、弁護団の中には、「年内に裁判を開くのは難しい」という見方もあるという。
朝日新聞より引用
弁護団によると、奈良地裁で予定される裁判員裁判の開始は来年以降の公算が大きいという。
読売新聞より引用
山上徹也被告の母親の現在は?